Meta QuestでAlembicアニメーションを再生する方法
モーション
Meta Questで高品質なアニメーションを再生したい場合、Alembic(.abc)ファイルをUnityに取り込んで利用する方法があります。
しかし、abcアニメーションはそのままではMeta Quest内で再生することができません。
本記事では、Jesper Lundbäck氏のFlipBookMeshBakerを使って、Meta Questでabcを扱えるようにする手順を紹介します。
事前準備1 Unityでabcを再生できるようにする
Unityでは公式の Alembic Importer パッケージ を利用することで、abcファイルを直接読み込めます。
手順
1.Package Manager を開く
メニューから「Window > Package Manager」
2.「Alembic」を検索してインストール
3.abcファイルをUnityプロジェクトにドラッグ&ドロップ
4.インポートすると、通常のアニメーション付きMeshとしてシーンに配置可能
→ これでUnityエディタ上ではabcアニメーションが確認できます。
事前準備2 FlipBookMeshBakerのGitをダウンロードする
今回はこちらのFlipBookMeshBakerを使用するため、ダウンロードをしておきます。
https://github.com/snorulf/FlipBookMeshBaker?tab=readme-ov-file
FlipBookMeshBakerでMeshに変換する
今回はサンプルとしてこのようなアニメーションをTyflowで作成しました。
まずはこちらをabcファイルで書き出していきます。
事前準備1でabcファイルがUnity上で扱えるようになっているのでHierarchyにドラック&ドロップします。
この状態でもTimeRangeからアニメーションの確認をすることが可能です。
ですがこの状態をMetaQuestで見ようとしてもAndroidでは動きません。
そのため、メッシュデータに変換する必要があります。
持ってきたabcファイルを選択した状態で、画面中央下部にある"BakeFlipBookMeshEditer"からBake Alembic Streamをクリック
そうするとOutput先にMeshデータを作成して、Hierarchy上に変換されたデータができます。
必要があればPrefab化をして状態を維持できるようにしましょう。
メリットとデメリット
メリット ・古いUnityのバージョンでも扱える
・ワンボタンで変換が完了するので簡単
デメリット ・データが重たい
・データ容量によってはMeta Questで見たときに処理落ちを感じることがある
そのため長時間またはポリゴン数が多すぎると扱いが難しくなる
こちらの方法はAlembicファイルのアニメーションをメッシュに変換しています。
そのため非常にデータが重たくなり、Meta Questで見たときにフレームが飛んで処理が重く感じることがあります。
ポリゴン数にもよるので一概には言えませんが、目安として1.5G以下のデータになるようにするとうまくいくことが多いです。
さて、今回はMeta QuestでAlembicアニメーションを再生する方法を紹介しました。
簡単というメリットはありながらも、データ次第では満足のいく結果が得られないことがあるのでうまく使っていきましょう。
次回はVAT変換によるAlembicアニメーションを再生する方法を紹介したいと思います。




