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建築現場の生産性を向上させた建築ビジュアライゼーション
清水建設株式会社様、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社様


BIM
VR
ビジュアライゼーション

この度、清水建設様が施工を請け負った東京都港区神谷町のオフィスビル新築プロジェクトを担当させて頂きました。
このプロジェクトでは、Unity Japan Officeプロジェクトで駆使した建築ビジュアライゼーションを全般とした技術を施工の初期段階から導入し、ウォークスルーやVRを用いて設計検討や現場の生産性向上、効率化を目的としました。

ArchiFutureWeb
https://www.archifuture-web.jp/magazine/573.html

設計者と現場で行われる意見のすり合わせでは、図面を回覧して承認を得る工程があります。
今回の清水建設様の現場ではそれらを省略し効率を上げるため、VRの体験映像を映しながら打ち合わせを行い、議題がある度にデジタルホワイトボードに記入して議事録を残していました。
VR体験による建物が出来上がる前の気付きが多く、設計の手戻りが少なくなったのも特徴的です。ハイクオリティのVR空間では、フォトリアルな仕上げのパターンをリアルタイムに変更し検討を行うことで、大幅な打ち合わせ時間の短縮とクライアントへのサンプルを取り寄せる種類や量を絞ることを実現しました。
また、今回の取り組みでは、並行して、約25のテナント候補者に延べ200人を超える人にVR体験を実施し、オフィスのテナント誘致活動でも力を発揮しました。

建築をビジュアライゼーションすることで、強力なコミュニケーションツールとなります。今回の取り組みでは「意思決定の確度やスピードは格段に変わり、20%に近い生産性の向上がみられた」という言葉を頂きました。これが完成ではなく、建築データを更に活用した建物管理やデジタルツインなど、様々な用途へ応用することが出来ます。建築ビジュアライゼーションはきれいなCGを作るだけではなく、建築を加速し効率を上げることができます。積木製作では新旧様々な技術を組み合わせ、建築業界を手助けしていきます。

ArchiFutureWebではプロジェクトの中で清水建設様が実践された内容を取材形式で掲載しているので是非ご覧下さい。